骨格診断 ミックスタイプについて考える
- レネット公式
- 2018年8月8日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年7月14日
先日、ある場所で骨格診断を受けて、ストレートとウェーブのミックスタイプと診断を受けました。 結局、何を着たら良いのか分かりません。 岡さんの所で再診を受けたいのですが、岡さんはミックスタイプの診断をしますか?
こんなご相談を頂きました。
骨格診断もここ数年でとってもポピュラーになりましたね。 それに伴い、オリジナリティーのある診断も登場しております。
ミックスタイプという診断については、私はいたしません。 基本は必ず1つのタイプに決定して、そこに当てはまらない所を調整して行きます。
これは、具体的にどうスタイリングをしたらよいのかが不明確なミックス診断は、受診された方に混乱を生じさせると考える為です。
骨格タイプの決定には重心位置がとても大切です

骨格診断のタイプ決定において、もっとも無視できない要素が重心の位置です。 これはが決まると、スタイリング全体のラインが決まります。
ウェーブさんならば重心を高く設定(ハイウエスト) ストレートさんならばジャストウエスト~やや下めに設定 ナチュラルさんならば、重心を定めず下に落とす と言った具合です。
ですから、その方に似合う重心位置が決まれば、おのずとタイプは1つに絞られます。
もし、上半身ウェーブで下半身がストレートというような診断を受けた場合、 重心をどうとったらよいのでしょうか? アナリストにその点をしっかり確認しておきましょう。
でも答えられた場合、結局はその重心位置が骨格タイプになってしまうと思うのですが…
また、膝だけナチュラル、鎖骨だけウェーブなど、あるパーツだけの他のタイプに調整するように言われた。 と言う方もいらっしゃいますが、これに関してはもはや意味が分かりません(笑)
膝の部分だけナチュラルの服って、どんなパンツ、スカートですか? 鎖骨だけウェーブを意識したトップスってどんなのですか?
診断を受けて下さる方に必要な情報は、「どんな服を買えばよいのか」という事であって、 具体的に市場に出回っている服で、これ!と示す事ができない提案を、私たちアナリストはしてはいけないと思うのです。
体のここがストレート、体のここがウェーブとか言う、診断の内容ではないのです。 各パーツの特徴をチェックして、点数制で出した答えはとても危険です。
骨格タイプに合った服を着た時にどう見えるかが答え

お体に各タイプの特徴が混在している方でも、似合う服がどのタイプの服なのかがわかれば、答えはおのずと決まりますよね。 各タイプの洋服を実際に着た時にその方が素敵に見えるかどうか。が全ての答えであると私は考えます。
その為には、診断時における、アイテムの試着は必須であると
考えますし、 可能であるなら、ショッピングレッスンを受講しておきましょう。
実際にたくさんの洋服を試着してみると、ご自分のスタイリングにおいて絶対に意識した方が良いポイントが分かります。 また、意外とここは外しても大丈夫なんだな~ってポイント見えてきますよ。
まとめ
長くなってしまいましたが、骨格診断でミックスタイプと言われた場合、どこがどうミックスなのかを明確にしてもらう事が大切です。 ・重心位置は? ・質感はどのタイプに合わせる? ・素材感、その厚さはどのタイプに合わせる?
上記の要素をしっかりと分解して診断できる方にお願いすると良いと思います!
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