パーソナルカラー=色白に見える色ではありません
- レネット公式
- 2021年2月17日
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更新日:2022年7月13日
パーソナルカラーの誤った認識について今日はお話します。 それは、『パーソナルカラー=色白に見える色』という間違いについてです。
あなたはパーソナルカラーの自己診断をしたことはありますか? 雑誌の特集などで、4シーズンのピンクの上に肌を置いて『どの色が肌が綺麗にみえますか?』ってやつです。 その時に、ブルーベースサマーの色が一番色白になって似合って見えたって方多いのではないでしょうか。
実は、この色白に見える=似合っているという感覚が、パーソナルカラーの自己診断を難しくしている原因なんです。

色には様々な性質があり、その色を利用すると一定の同じ効果が現れます。 例えばブルーベースで明るい色は、どんな人に用いても、肌から色を抜いて色白に見せる効果があります。
ブルーベースの色で良い効果がある人は、ちょうどよく肌に透明感が出てすっきり見えます。 逆に苦手な人の場合、血色が失われて、青白く不健康な印象の白さになります。
問題はその状態が、理想的で美しい見え方になっているかどうかがを見分けることで、どちらが自分にとって理想的なのかを判断することはとても難しいのではないかと思います。 プロのアナリストでも、ここを見誤ってイエローベースの人をブルーベースに診断をしてしまう例も多々あります。(私も過去にブルーベース診断された事が何度もあります。実際はブルベがものすごく苦手なタイプですが。)
たくさんの方を診断していて感じているのは ご自分をイエローベースだと思っていたブルーベースさんと、 ご自分をブルーベースだと思っていたイエローベースさんでは、 圧倒的に後者の方のほうが診断にショックを受けたり、納得できないという方が多いです。 日本女性の美意識では「色白にみせたい」という願望は少なからずある為でしょうか。 そのような方には、一見肌色がしっかり出て見えるイエローベースの見え方がどうしても馴染めないという方もいらっしゃいます。
ですが、パーソナルカラー診断の根底にあるのは、色白至上主義のような画一的な美ではありません。 もって生まれた色素が最も魅力的に見える色調を知ることが目的です。 ご自身の肌色が一番魅力的に見える状態をしっかりとレクチャーしてもらってくださいね。
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